聴きに行ったのは5/18日です。
1957年4月4日の第1回から数えて700回目の記念定期演奏会です。
- 指揮者:アレクサンドル・ラザレフ(柱冠指揮者 謙 芸術顧問)
- チェロ:辻本玲
- ナレーション:ドルニオク綾乃
- テノール:ポール・グローヴス
- 合唱:晋友会合唱団、東京少年少女合唱団
- コンマス:扇谷さん(前半)、木野さん(後半)
- プロコフィエフ:交響的協奏曲 ホ短調 op.125
- ストラヴィンスキー:ペルセフォーヌ(日本初演)
前半のプロコは最近ソリストを努める事が多い辻本さんのチェロが伸びやかで最後は激しく音楽を奏でました。
カザルス:鳥の歌
でもアンコールはいらなかったかも、いやアンコールを聴きたく無かった訳ではないですがプロコとイメージがかけ離れていたので何となく…
後半は合唱団が登場…
P席に晋友会合唱団、LA席の一部(ステージ寄り)に東京少年少女合唱団が陣取りました。
この日はホールに入ったらほぼ満席状態でしたが、いつもはP席とかに座っている人が移った事もありますね。
そして、ナレーションにドルニオク綾乃、テノールにポール・グローヴス
コンマスも木野さんに代わり、扇谷さんはそのまま木野さんの隣へ…
ペルセフォーヌは、アンドレ・ジイドが台本を書いたメロドラマ(語りとともに感情を音楽で表現する形式)で、ギリシャ神話のペルセフォーヌが黄泉の世界に降りて行って苦しんでいる人を助けてあげる物語らしいです(違うかも 笑)
そのペルセフォーヌ役がドルニオク綾乃のナレーションですが…
何でPAを使うんだろう?それもヘッドセットのマイクでした。
何だか中途半端な気がしました。
曲そのものは美しい曲でした。
でもフランス語は分かりません(笑)字幕はあったのですが…字幕は嫌いです。
700回記念という事もあり、色々な意味を込めて選曲したんだと思います。
でも個人的には、もっと乗れる曲が良かったかな~
もしストラヴィンスキーならハルサイとか火の鳥とか…
それかアンコールにフィンランディアなどを聴きたかったかも…
アンコールにフィンランディアと思うでしょうが、創立指揮者のあけさんが確か創立20周年記念の演奏会でアンコールでやっています。
悪くはなかったですが、ちょっと不完全燃焼でした。
特に700回記念という事で無ければ満足したんでしょうけど(笑)