実際に聴きに行ったのは5/24日です。
- ピアノ:諸田由里子
- シューベルト:ピアノソナタ 第4番 イ短調 D.537
- ドビュッシー:ピアノのために イ短調
- シューベルト:ピアノソナタ 第20番 イ長調 D.959
この日は日中に何か所で用事を済ませて、新宿駅に着いたのは18:40を過ぎていました。
ムジカーザは小田急線の急行で1駅、代々木上原から走って5分位(笑)
開演時刻は良くある19:00ではなく19:15…
一応ギリギリ19:00には到着していましたが、走ったので心臓はドキドキしているし息はハアハアしているし暑いし、落ち着いて演奏を聴ける状態ではありません。
でも写真はしっかり撮りましたけど(笑)
開演が19:15で良かった!
前回ここで由里子さんのリサイタルを聴いたのは2年前…
その時はD.960とヤナーチェクを数曲でした。
昨年はピアノ・リサイタルではなく室内楽でしたが、あいにくスケジュールが合わずに聴きに行けなかったので2年振りのリサイタルです。
まぁ、ムジカーザ以外では何度か聴かせて頂いていますが…
ピアノはベーゼンドルファー
今回はA-moll、A-moll、A-durと拘ったプログラムです。
D.959の第4楽章ではD.537の第2楽章を引用しているので、この2曲は一緒に弾きたかったと言われていました。
実はシューベルトのピアノソナタってあんまり生で聴いた事はないんです。
即興曲とか短い曲は聴きますが、ソナタを聴いたのは記憶にあるものはラン・ランとピリスのD.960…
あっ、由里子さんのD.960もありました。
ピアノのためにもプレリュードだけは単独で聴く事は何回かあったと思いますが、全曲を聴くのはやはりピリスだけ…
グリッサンドが格好いい(笑)
由里子さんはシューベルトが好きで、とても研究しているんだと思います。
生い立ちから31歳の若さで亡くなるまでを一つの旅と例えていました。
亡くなった時の所持金までご存知でした(笑)
晩年の辛い環境の中で、こんなに素晴らしい曲を作る想像力を尊敬?されているそうです。
この日は皆さんもそれぞれのシューベルトを思い描いて聴いて下さいと言われて演奏されました。
D.959、聴きごたえがありました。
本当にシューベルトの一生全てが詰まっているような感じでした。
また由里子さんは自分で感動しながら演奏をされていたそうで、それが伝わってきました。
シューベルトは交響曲などは聴く機会はありますが、ピアノの大曲を聴く機会ってあまりありませんが、また聴きたいと思う様な演奏でした。
- ドヴォルジャーク:ユーモレスク 第7曲
ご主人も聴きに来ていて色々とお話をしたかったのですが週末ではないので急いで帰途につきました。
次回は室内楽で詳細は決まっていないそうですが、2017年6月9日だそうです。