第115回 日フィルさいたま定期演

9/27日に聴きに行きました。

敬称略
  • 指揮者:井上道義
  • ピアノ:アリス=紗良・オット
  • コンマス:木野さん
プログラム
  • 伊福部昭:日本組曲より第1曲「盆踊」/第3曲「演伶」/第4曲「佞武多」
  • リスト:死の舞踏 S.126
  • リスト:ハンガリー狂詩曲第2番 ハ短調(管弦楽版:カール・ミュラー=ベルクハウス編曲版)

この日はミッキー(井上道義)の日でした。
最初から最後まで何というか楽しそうに爆発していました(笑)

前半の2曲は指揮台なしです。
まぁミッキーさんは背が高いので大丈夫ですがこれがSさんとかだったら棒が見えなくて大変かも(笑)

伊福部昭は指揮というか踊ったり太鼓をたたいたり山車を引っ張ったりと…
でも第2曲の「七夕」を省いたのは何か理由があるのでしょうか。
ゆったりとした楽章があっても良いのに…
激しいパフォーマンスが出来ないからかな~
最近は終演時刻が遅いですが、第2曲は5分半程度の演奏時間なので、それほど気にする事はないと思うんですけどね~

そして自分の人生を誕生から年代を追って曲にした「メモリー・コンクリート」
演奏前に5分ほどミッキーさんからなぜこの曲を作ったかなど、曲の解説がありました。
聞いていて面白かった。

演奏前にチューニングしないでと言い残して始まった曲、急にタップダンスを踊ったり、ドリフが入ったり…
曲そのものは不思議な楽しく難しい曲でした。

これで指揮台がない理由が分かりました。
指揮台があったら踊ったりタップダンスは危ないですから…

そして今年の初めに「多発性硬化症」に罹患していると発表したアリス=紗良・オット
闘病中なのに変ですが、元気な力強い演奏を聴かせてくれました。
ステージ上では当然裸です、あっ裸足です。
一見黒、でも深緑かも知れないドレスでした。

最後のハンガリー狂詩曲第2番もピアノ版でも良いと思うんですけど、無理はしてはいけませんね。
カール・ミュラー=ベルクハウス編曲って初めて聴きましたがハープが入って不思議な感じでした。

アンコール
  • アーレン:Over the Rainbow


この曲はアリスと関係があるのでと前置きしてソリストのアリスをステージ上に引っ張り出しました。
この時は私服に着替えて靴もちゃんと履いていました(笑)

でもOver the Rainbowって「オズの魔法使い」の劇中歌だし…
アリスと直接関係ないんでは?
私が知らないだけ?

最初から最後まで弾ける井上道義でした(笑)

タリーズ

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この日はタリーズ…
薫さんが風邪をひいていて何か「おじさん」みたいな声でした(笑)
何年か前に薫おじさんに会ったときも同じ声でした。

弦楽器なら複数人いるのでエア演奏が可能でしょうけど(そんな演奏家はいないですが…)、フルートみたいな管楽器は無理ですね。
それもこの日は1st.だったし…
でも、流石にプロです。
咳もでるし辛そうなのに吹かれました。(途中辛そうな時もありましたが…)
声は変だけど(笑)

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