ドリームコンサートvol.98

実際に聴きに行ったのは10/1日です。

敬称略

指揮者：飯森範親
ヴァイオリン：堀米ゆず子

管弦楽：日本フィルハーモニー交響楽団
コンマス：扇谷さん

プログラム

ロッシーニ：オペラ「ウィリアム・テル」序曲
チャイコフスキー：ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品35
ムソルグスキー：組曲「展覧会の絵」（ラヴェル編）

何回も書いていますが、「展覧会の絵」は私がクラシック音楽を聴くきっかけになった曲なので、特別な曲として年に1回は聴くようにしています。
今年はあまり機会がなくやっと聴くことが出来ました。

場所は府中の森芸術劇場です。

数年前に長男を連れて金聖響&日フィルの「巨人」を聴いて以来の2回目です。
当時はネットでチケットを購入する際には座席指定が出来ずに、最前列のCb.高山さんの真ん前でした（笑）

この場所で聴いたグーチョキパー良かったな～
休憩時間に高山さんに話に言ったら当時の事をまだ覚えていらっしゃいました。

今はネットでも座席指定が出来るので、お気に入りの全体が見える席を選択しました。

まずはウィリアム・テル序曲…
「夜明けの」のVc.辻本さんのソロが素敵でした。

そう言えばこの日は訳があって（訳は後ほど…）、東府中界隈をぶらぶらしていました。
ちょうどホールに向かう楽団員さんを数名お見かけして中にはご挨拶をした方もいました。
辻本さんとも東府中の駅を出た所でご挨拶をしたのですが…

私は「展覧会の絵」しか頭になく、ウィリアム・テル序曲がプログラムに入っているのを知っていたらもっとお話が出来たんですけど残念でした。
（田村さんや薫さんとも立ち話をしました）

堀米さんのヴァイオリン協奏曲…
この曲も好きですが、出来不出来が激しい曲の一つだと思います。

この日の演奏は僭越ながら合格点をあげられるような演奏でした。
堀米さんの演奏も表現力があり哀愁を感じさせる部分や情熱的な部分がとても良く表現されていました。
オケもそれに答えてしっかりとした演奏を聴かせてくれました。

さて休憩を挟んでいよいよ「展覧会の絵」

ここ数年以内に聴いた「展覧会の絵」を振り返ってみると…

2010年：アンナ・ヴィニツカヤ（ピアノ版）
2011年：コバケン&日フィル（ラヴェル編）
2012年：ファジル・サイ（ピアノ/ファジル版？）
2012年：ヤマカズ&日フィル（ストコフスキー編）
2013年：西本智実&日フィル（ラヴェル編）
2014年：須藤梨菜（ピアノ版）
2014年：須川展也&宮谷理香（長生淳編サクソフォンとピアノ）
2015年：コバケン&日フィル（ラヴェル編）

と今年初めての展覧会の絵です。
EL&PのCDはたまに聴いていますが（笑）
しかし3月にキース・エマーソンが亡くなった事はショックでした…
EL&Pと出会わなければ…
EL&Pの展覧会の絵を聴かなければ…
今のようなクラシック音楽を聴く大人になっていなかったのに…

出だしのTrp.から引き込まれました。
オットさんGJ
Hr.もTub.もワクワク感を盛り上げてくれるような演奏でした。
ちなみにこの日のHr.は丸山さんでした。

もちろん他の楽器も良い音出していました。
今年も聴けて良かった～

アンコール