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栃木県交響楽団 第102回定期演奏会

実際に聴きに行ったのは2/5日です。
栃響の定期演奏会は普段は宇都宮市文化会館で開催されます。
でも現在改修工事中なので前回は栃木県総合文化センターでした。

何と今回は那須野が原ハーモニーホールと宇都宮からは車で1時間程度離れた場所での開催です。

毎回定期演奏会は満席になる事が多いのですが、場所が場所だしどうなんだろうと思っていたら…
普段は席が無いだろう場所にも折り畳みの椅子を用意して座ったり、立ち見あっ立ち聴きか(笑)でたりしました。
後から聞いたら、それでも入れなかったり駐車場が満車で断念した人もいるらしいです。

宇都宮市文化会館が約2,000人、栃木県総合文化センターが約1,600人の収容人数に比べて那須野が原ハーモニーホールは約1,200人なので、その影響もあったのかも…

那須野が原というだけに宇都宮より北にあるので当日は天気だけが心配でした。
雪だとノーマルタイヤの私では行けないので…

1週間前には一時雪の予報も出ていましたが、何とか曇りで夕方に多少雨が降っただけで無事に行けました。
13:30開場ですが、いつも開場前に列が長くなり早めに開場するので12:00過ぎにはホールに到着…
早めに入れたのでいつものお気に入りの席で聴くことが出来ました。

敬称略
  • 指揮者:三原明人
  • ハープ:早川りさこ
  • オルガン:ジャン=フィリップ・メルカールト
プログラム
  • ドヴォルジャーク:交響曲 第8番 ト長調 作品88
  • 早川正昭:ハープ協奏曲「月児高」(世界初演)
  • サン=サーンス:交響曲 第3番 ハ短調 作品78 「オルガン付き」

那須野が原ハーモニーホールの大ホールには約3年前にパイプオルガンが設置されましたが、まだ実際に音を聴いた事が無かったので今回はとても楽しみでした。

サン=サーンスを演奏するので会場がここに決まったのかと思っていたら…
そうではなくて総文が取れなかったので場所が那須野が原ハーモニーホールになり、折角だからと言う事で選曲されたそうです。
でも、ラッキー(笑)

まぁ、パイプオルガンが聴きたければ今までも専属オルガニストのメルカールト氏による演奏もあったのですが…
パイプオルガンを聴く目的だけに那須野が原まで来るのはちょっとあれだったので機会を待っていました。

ドヴォ8は楽団員さんの1名がとても思い入れのある曲で、是非やりたいと思っていた所実現した曲だそうです。
栃響最高齢のVa.の方です。

Vn.のソロも良かったけど、木管楽器とティンパニがそれ以上に良かったかな~
対向配置で何回かコンマスを担当した男性が2ndのトップにいたりしました。

ハープ協奏曲は「つきじこう」と読みます。
30年ほど前に早川さんが中国琵琶のために書いた曲だそうです。
それを今回はソリストである娘のアイディアなどを取り入れてハープに書き換えたとか…

という事で世界初演でした。

中国らしい旋律で親しみやすい曲でした。
ハープの音色にも癒されました。

そしてサン=サーンス…
いや~、この曲好きだな~
念願のパイプオルガンの荘厳な響きが心地よかったです。

またオルガン付きの曲が聴きたいな~

次回の栃響定期演奏会は改修後の宇都宮市文化会館に戻り6/4日だそうです。
R.シュトラウス:ホルン協奏曲 第1番、マーラー:交響曲 第5番

残念ながら次回はヤマカズのマーラー・チクルスと日程が被ってしまい聴きに行けません。
同じ日にオーチャードでマーラーの千人を聴いている予定です。

アンコール
  • エルガー:威風堂々(オルガン付き)
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