6/8日に聴きに行って来ました。
場所は第一生命ホール
第一生命ホールは晴海トリトンスクエア内にあります。
実はあまり行きたくなかったんです。
以前、晴海トリトンスクエアに仕事上のお客様がいて打ち合わせ等で喧々諤々した場所…
悪い印象しかありません(笑)
でも、友人の娘さんがソリスト(ソプラノ)で出演するので頑張って行ってきました。
約7年前にカルメンのメルセデス役を聴いてからの2回目…
随分間があいてしまいました。
- 指揮者:葭田晃
- ソプラノ:和久井恵津子
- アルト:但馬由香
- テノール:渡邉公威
- バス:武田直之
- 管弦楽:ウッドランドノーツ
- 合唱:東京ハルモニアシンガーズ
- バッハ:「ロ短調ミサ曲」
ウッドランドノーツはプログラムによると若いプロオーケストラらしいです。
中にはフルートとかコルノ・ダ・カルチャ(まぁフレンチ・ホルンですね)など良い演奏を聴かせてくれる部分もありましたが、全体的に若さでしょうか(そんなに若くは見えませんでしたが 笑)もう一つという感じでした。
また下手側にトランペットが3人並んでの演奏でしたが、トランペットの音が左耳からしか入ってこないという不思議な感覚に最後まで違和感を感じました。
東京ハルモニアシンガーズは多分アマチュアですが、男女のバランスが悪く(総勢30名ちょっとのうち1/3が女性)テノール、バスの声があまり届かずに残念でした。
お目当てのソプラノですが(笑)
以前も聴いて思いましたが高音部の声の伸びが良く素晴らしいと感じました。
でも正直言ってこてこての宗教曲にはあまり向いていないかも。
スリムな方で声質も少し軽めなので…
宗教曲などはもっと重厚さが欲しいかな(声楽をあまり聴かない私が言うのもあれですが…)
またソロは良いのですが、スリムな体格のせいであまり声量を出すことが出来ないのでしょう、後ろの合唱に食われてしまう部分もあったので残念です。
何も体格が良いと声量が大きいという訳ではありませんが、体力があったり普段から横隔膜等が鍛えられているので比較的声量を大きくしやすいかと。
テノールとバスは体格が良く衣装がパッツンパッツンでした(笑)
また宗教曲などは厳格さが求められるとおもうんです。
という事は自分の感情をあまり表現出来ないのかと…
友人の娘さんは嬉しそうに楽しそうに歌っていたという印象が強いので、やはり宗教曲は…
ステージにいる時は凄く大人びて見えましたが、終演後にお会いした時は普通のお嬢さんでした。
でもカルメンは5年前って言っていたな~(笑)
ちなみにオペラ歌手を目指して日々頑張っているそうです。
その方が良いですね~
また聴いて見たいです。