4/21日に聴きに行きました。
宇都宮音楽芸術財団の第105回的演奏会で正式には「モスクワ出身の新星ピアニストを迎えてヴァイオリンソナタとピアノ・ソロ、連弾のリサイタル」というタイトルです。
- ピアノ:ゲルマン・キトキン
- ピアノ:川畑 陽子
- ヴァイオリン:森下幸路
ゲルマン・キトキンは2018年 第4回高松国際ピアノコンクールのファイナリスト(当時24歳)で、この時は大友直人指揮の瀬戸フィルハーモニー交響楽団でラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 Op.18を演奏しています。
その時に森下幸路と知り合い、関係が続いていたそうです。
ロシアのウクライナ侵攻の際にロシアから出国して世界各地を転々としてた所(この間は音楽どころではなかったようですが…)、今回は3ヶ月の特別ビザを取得して来日が実現したとか…
- チャイコフスキー:四季 Op.37a-6 「6月 舟歌」 ト短調
- チャイコフスキー:四季 Op.37a-12 「12月 クリスマス」 変イ長調
- ブラームス:3つの間奏曲 Op.117-2「第2番 変ロ長調」
- ブラームス:6つの小品 Op.118-3 「第3曲 バラード ト短調」
- ラフマニノフ:前奏曲 Op.23-5 「第5曲 ト短調」
- ラフマニノフ:前奏曲 Op.32-2 「第2曲 変ロ短調」
- ラフマニノフ:絵画的練習曲「音の絵」 Op.39-5 「第5曲 変ホ短調」
- ドビュッシー:ベルガマスク組曲 L,75-3 「第3曲 月の光」
- フォーレ:ドリー組曲 Op.56 (ピアノ連弾)
- ラヴェル:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第2番 M,77 ト長調
場所は昨年11月に出来たばかりの宇都宮駅に直結しているライトキューブ宇都宮の中ホール
初めて行きましたが、入った途端これが中ホール?と思いましたが…
中ホールの半分だけ使用しているそうです。
席は全部で144席用意されていました。
音楽専門でないので、音響はどうなんだろう?と思っていましたが、想像していたよりは良い響きのホールでした。ただ、中ホールを全て利用した際はどうなるかは未知数ですね。
ただ、椅子が見たとおりの椅子なので、ちょっと辛かったですね~
まぁ、前後の間隔を比較的広くとっていたので少しは軽減されているのかも。
曲はどういう基準での選曲か分からないのですが…
連弾やヴァイオリン・ソナタと合わせて、ソロも例えばベルガマスク組曲全曲とか…
ドビュッシー、フォーレの曲を増やしたり、サティなどを追加してフランス色だったら良かったと感じました。
まぁ、ロシア人なのでロシア物を演奏したいのは分かりますが、その場合はロシア色にするとか…
今回の選曲理由があれば良いんですけどね~
この場合はその意図を知らせて欲しいですね。