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川﨑翔子ピアノ・リサイタル

5/26日に聴きに行きました。
宇都宮音楽芸術財団の定期演奏会ですが、昨年に続いて2回目の登場です。

敬称略
  • ピアノ:川﨑翔子
プログラム
  • ハイドン:ピアノソナタ 第50番 ハ長調 Hob.XVI/50
  • ジェルジュ・リゲティ:ムジカ・リチェルカータ
  • ルーカス・リゲティ:トリニティ(世界初演)
  • ラヴェル:「鏡」より 第2曲 「悲しげな鳥たち」/ 第3曲 「海原の小舟」
  • シューマン:謝肉祭<4つの音符による小さな情景たち> 作品9

東京藝術大学博士課程で研究テーマにしていた「ジェルジュ・リゲティ」の生誕100周年を記念し、彼及びご子息の先品を中心に、ハイドン、ラヴェル、シューマンと異なる作曲家の「音遊び・作曲遊び」と副題がついていました。

確か卒論テーマは「G.リゲティ<ピアノのための練習曲>全18曲における演奏法」だったような…

古典派からロマン派、現代音楽まで様々な種類の演奏を聴けて、まさに「音遊び」でした。

リゲティは初めて聴いた曲ですが…
ムジカ・リチェルカータは変わった曲で、最初は2音から始まって段々音の数が増えていく面白い曲でした。(何かのクイズ番組みたい 笑)

全11曲ですが、最初の数曲はどんな感じかと思っていましたが、リズムがすぐれているのか少ない音でもちゃんと曲になってるのには驚きでした。

1ヵ月ほど前にウィーンのリゲティ一家を訪問されたそうで、ジェルジ・リゲティの奥様やルーカス・リゲティと話したり、リゲティが使っていたピアノを演奏したりと今回のプログラムへの期待感があったので、実際に聴いてみてなるほどと実感しました。

途中で地震がありましたが、演奏には影響ありませんでした。(多分 笑)

今年も翔子さんの繊細な演奏を聴けて良かった!

来年も定期演奏会に出てくれる予定みたいなので、楽しみです。
まぁ、宇都宮で聴けなかったら首都圏であれば聴きに行きますけどね…

アンコール
  • ショパン:練習曲 作品 10-3 ホ長調 「別れの曲」

アンコールも良かったですね。
翔子さんの演奏を初めて聴いたのはショパンだったのでその頃を思い出しました。
多分12~3年前だったと思います。

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