河村尚子が日本デビュー20周年を迎えた記念リサイタルです。
河村尚子のリサイタルを聴くのは8年ぶりかも…
杉並公会堂でした。また同じ年に宇都宮で神尾真由子とのバレンタイン・デュオ・リサイタルにも行ったっけな~
(敬称略)
- ピアノ:河村尚子
プログラム
- J.S.バッハ=F.ブゾーニ:シャコンヌ 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004より
- 岸野末利加:単彩の庭Ⅸ「ピアノ独奏曲Monochromer Garten Ⅸ」 (日本初演)
- プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ 第7番 変ロ長調 Op.83「戦争ソナタ」
- ショパン:即興曲 第3番 変ト長調 Op.51
- ショパン:ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 Op.58
単彩の庭Ⅸは河村尚子の委嘱作品です。
作曲者の岸野末利加の実家はお寺だそうで、「単彩の庭」シリーズは日本庭園の特徴と美感、その作庭過程と空間建築を音と時間で表現することを目指しているそうです…
倍音を使ったりして、力強さ、音の余韻などが印象に残る演奏でした。
後半のショパンもダイナミックでとても良かったです。
全部で7公演を予定していて、宇都宮は折り返しの4公演目になります。
残すは兵庫県、軽井沢、サントリーホールです…
20周年記念で新しいCDが出ていて、こちらは22曲収録されています。
最近は配信でCDより高品質の音楽が聴けるので、今回も購入はしませんでした。
アンコール
- ドビュッシー:夢想
- リスト:愛の夢 S.541-3
- リムスキー=コルサコフ:熊蜂は飛ぶ
- コネッソン:F.K.ダンス