小林沙羅 ソプラノ・リサイタル

プロムナード・コンサート2025の1回目です。

(敬称略)
  • ソプラノ:小林沙羅
  • ピアノ:河野紘子

小林沙羅は約1年ぶりかな…
昨年、多分久しぶりで、その前は7~8年開いてマーラーの2番とか4番を聴いた記憶があったりします。

プログラム

一部

  • 本居長世:十五夜お月さん
  • 滝廉太郎:荒城の月
  • 中田喜直:ちいさい秋みつけた
  • 岡野貞一:紅葉
  • 加羽沢美濃(作詞 小林沙羅):月夜の祈り
  • ショパン:夜想曲第20番 嬰ハ短調
                   「レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ」(ピアノソロ)
  • トスティ:セレナータ
  • ベリーニ:優雅な月よ
  • マスカーニ:月
  • ヴェルデイ:歌劇『イル・トロヴァトーレ』より “穏やかな夜”

二部

  • アイルランド民謡/ブリテン編曲:夏の名残のバラ(庭の千草)
  • オードウェイ:旅愁
  • 佐々木すぐる:月の砂漠
  • シューベルト:月に寄せて
  • R.シュトラウス:セレナーデ
  • R.シュトラウス:九月
  • ドビュッシー:ベルガマスク組曲より「月の光」(ピアノソロ)
  • フォーレ:月の光
  • デュパルク:悲しき歌
  • ドヴォルジャーク:歌劇『ルサルカ』より “月に寄せる歌”

テーマは月と秋でプログラムを組んだそうです。
(この日は満月の前日でした)

日本、イタリア、ドイツ、フランスなど各国での月をテーマにした曲が勢揃い…

「月夜の祈り」はピアニストであり作曲家でもある加羽沢美濃さんに、第二子を出産した直後(約3年ほど前かな)の気持ちを詩にしたらどうと言われて書いたそうです。
子を思う母の気持ちが歌詞に込められていました。

ヴェルディなど人前で初めて歌う曲なども何曲かありました。

日本の曲だけを歌うようなプログラムなど、それはそれで素晴らしいのですが…
今回みたいのだと日本と他の国の楽曲のスケールの違いが明確に現れて、何となく日本の曲がかすんでしまった気がします。
特に一部、二部の最後の曲のインパクトが強すぎた(笑)

アンコール
  • 多忠亮(作詞 竹久夢二):宵待草
  • ヘンリー・マンシーニ(作詞 ジョニー・マーサー):ムーンリバー
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