すみだ水族館ー推しペン超選挙グッズ（笑）

「まつり」（オス、5歳）

すみだ水族館で初めて生まれた記念すべきファーストペンギン。ちょっと甘やかされたので、人間大好きな甘えん坊へと成長。かまってほしくて飼育スタッフの足を噛むことも。なぜか飼育スタッフの芦刈さんにだけ威嚇行動を見せる。最近はメスの『ショコラ』ととびきり仲良しで、夜は必ず一緒に寝ている。イワシ大好き「アンチョビーズ」の一員。

「はなび」（オス、5歳）

『まつり』と3日ちがいで生まれた弟。『まつり』と同じく人間大好きに育ったが、彼女ができてから急に飼育スタッフへそっけなくなった。年上にモテるのが特長で、熟年のメスペンギン『フジ』からもアタックされている。なぜか新人スタッフへの当たりが厳しく、『はなび』と打ち解けるかどうかが、ひとつの登竜門となっている。

「はっぴ」（オス、4歳）

とにかく打たれ弱い。ちょっとしたことにびっくりして、思わず飼育スタッフに噛み付いてしまうことも。人見知りだが、みんなと仲良くなりたい気持ちはあるようで、飼育スタッフが他のペンギンと遊んでいるのを、ときどき陰からじっと見つめている。お見合いで『モナカ』と出会い、奥手ながらも少しずつ距離を縮めつつある模様。

「たいこ」（メス、3歳）

甘えん坊のかまってちゃん。最近は、オスペンギン『パイン』(バツイチ/かつて妻の産んだ卵をサッカーボールのように蹴り飛ばした過去あり)に夢中。飼育スタッフの高嶋さんが「あいつだけはやめとけって言ったのに…」とショックを受ける。イワシ大好き『アンチョビーズ』の一員。

「ふうりん」（メス、2歳）

イワシへのこだわりがすごい。とにかくイワシが好き。ごはんの時間、イワシが出てくるまでまずはじっと待機し、他の魚は決して食べないという強いハートを見せる。そのこだわりの強さのためか、いまだに恋人ができていない。もちろん、イワシ大好き『アンチョビーズ』の一員。

「わっしょい」（オス、1歳）

性格は元気いっぱい。今まで体調をくずしたことがない。生まれついての食いしん坊で、最近では飼育スタッフの指まで食べようとするのでちょっとこまる。同級生の中で少しだけ早く生まれたせいか、彼らの前では、やたらと自分を大きく見せたがる。しかし先輩の前ではおとなしい。

「あんみつ」（オス、1歳）

体は小さいが、メンタルは強い。ごはんの時間には先輩ペンギンの前でも遠慮なくグイグイ割り込んで最前列を死守。とにかく主張が強いオラオラ系。妹の美少女ペンギン『あんこ』がまわりからちやほやされることに少し対抗心を燃やしているようで、兄でありながら彼女に対して強めに当たる傾向があるが、まだ1歳なので、今後の成長に期待。

「あずま」（オス、1歳）

あまりごはんを食べない・体が小さい・気が小さい、と三拍子そろった圧倒的な弱さ。飼育スタッフが最も心配するペンギンのうちの1羽。隙をつかれて大人のペンギンにごはんを奪われてしまうこともしばしば。まだうまく鳴ことができずハフハフしてしまうのがかわいい。はかなげでアンニュイな瞳が王子様っぽいと一部で評判。

「あんこ」（メス、1歳）

すみだ水族館に生まれた1000年に1羽の美少女ペンギン。黒目がちなぱっちり二重に小顔、という均整のとれたアイドルフェイスで周囲を魅了する。飼育スタッフの間でも「オーラがあるので見つけやすい」と言われている。おそらく自分がかわいいのをよく分かっていて、他のペンギンが飼育スタッフと遊んでいると割り込んできて甘える。でも鳴くのがヘタ。でもそれがまたかわいい。

「ちょうちん」

名前の通りぽっちゃりとした体型は、母親『わらび』ゆずり。決して食いしん坊だからではない。同級生6羽の中でいちばん大きく、強そうに見られがちだが、控えめでとっても優しい。その性格がぽっちゃりプロポーションとあいまって、すみだの癒し系ペンギンとして静かなブームを呼んでいる。

「きりこ」（オス、1歳）

飼育スタッフも思わずメス?と思ってしまうスラッとした顔立ちの、オス。歌舞伎の女形を思わせる端正なその顔と、1歳にしてすでに全身をつつむ上品な雰囲気で、飼育スタッフの間にもコアなファンが。礼儀正しい性格の持ち主で、ごはんの時間も割り込みもせず、きちんと順番待ちするのが特長。フリッパー(羽)に入った白いラインも、日本刀の刃紋のようでこれまたすごい気品。