いよいよB.LEAGUE 2019-2020シーズンのホーム開幕戦です。
今シーズンのスタートは川崎ブレイブサンダースとの2連戦でしたが、安齋HCいわく準備不足でブレックスらしくなく連敗スタート…
特に開幕戦は今まででは一番悪いんではないかと思えるほどの試合内容で心配が…
翌週の滋賀レイクスターズとの2連戦は徐々にブレックスらしさを取り戻して連勝で勝率5割に戻しました。
しかし、10/13日の試合でジェフと竹内が負傷し戦列を離れることに…
その中で行われた10/16日の千葉ジェッツ戦は、新外国籍のシャビー(シャブリック・ランドルフ)がスターターで登場。
まだ練習にもそれほど参加していないし体も出来てなさそうなうえ、弟さんが亡くなった直後というメンタルの中、体を張る思い切ったプレイで何とか千葉に競りがち…
そのシャビーも今節は弟さんの件で一時帰国というインサイド選手不足の中で三河戦を迎えました。
正直なところ連敗を覚悟していましたが(実際には千葉戦から3連敗でも仕方がないと思っていました)19日は92-86、20日も90-84で連勝しました。
今シーズンのメンバー
10/19
画像をクリックすると拡大します
画像をクリックすると拡大します
画像をクリックすると拡大します
「今日もシュートを思い切り打つという気持ちで迷いもなかったし、入れられても入れ返すというメンタルでみんな40分間やり続けられたことが勝因だと思う。
田臥キャプテン
(被災された方々へ)大変な被害を受けてしまった方々がたくさんいると思うので、自分たちができることを見つけてやっていくことと、こうして自分たちがバスケットを頑張ることで少しでも勇気や元気を与えられれば嬉しい。
引き続き何か手助けをしていきたいとみんなで思っている。
みんなで力を合わせて戦おうという思いが強かったし、こうして勝つことでよりチームの力が高まっていく。
ホーム開幕戦ということで、今日もファンのみなさんの後押しが本当にすごく、助けてもらった。
守らなければいけないときに一緒に守ってくれて、勢いをここでつけたいというときに勢いをつけてくれるので、とても力になっている。
人数が少ない状況ではあったが、全員やるしかないというムードでチームの雰囲気は良かった。
どんな状況であれチームで戦おうという意識は今日でさらに学べたのではないかと思う。
今日は状況が苦しいというのをファンの方たちも知ってくれていて、一緒になってそこを補おうとしてくれたのをとても感じた。
そういった中で勝つことができて、チームとして一歩前進できたと思う。
明日も厳しい戦いになることは間違いないが、どんな状況でも、出ている選手・出ていない選手関係なくチーム全員がまとまり、会場のファンの方々とも一緒にまた明日一歩前進できるように戦いたい。」
「古巣との対戦という思いはあったが、メンバーは自分がいた時からかなり変わっているのでまた別のチームとして挑んだ。
比江島
状況的に日本人5人でコートに立つ時間帯でも戦っていかなければいけないと思っていたので、相手どうこうというよりは自分たちがしっかり思い切ってやろうと話していました。
ディフェンスのローテーションなど守り方は昨年より手応えを掴めてきているし、ワールドカップの反省も踏まえて守備の意識は上がっていると思う。
まだ自分が納得するプレーはやりきれていないが、慌てずに1試合1試合積み重ねながら自分の感覚を取り戻していきたい。」
「外国籍選手が#22 ロシター選手しかいない中で、点の取り合いにはなったが勝てたことは本当に大きいことだと思う。
橋本
オフェンス面ではスペースを広げてアタックすれば外が空くので、しっかり全員でアタックしていった。
結果的に自分の武器である3ポイントシュートを決めることができてよかった。
ディフェンス面でもしっかりファイトをして外国籍選手が相手でも、全部は難しかったがある程度は押さえることができた。
(ガードナー選手の40得点について)彼のインサイドは強力だが、そこからキックアウトをされて金丸選手などに波に乗られてしまうという方が、自分たちのプランとしてやってはいけないことだったので、そこはある程度仕方ない部分だったかなと思う。
最初のシュートが決まったところが自分としても乗ってきてとても良かった。
その波で外国籍選手へのディフェンスでも、ポジション取りからコンタクトを取って中に入れさせないよう頑張れた。
(ジョーンズカップでの経験について)自分の武器であるシュートなどが通用するところもあり自信にもつながった。
今までは焦って打っていたこともあったが、今日の試合のように、自信をもって打てるようになってきている。
スターターは慣れていないので最初は緊張したが、試合が始まってしまえば関係なくやるのみだった。
ファンのみなさんの声援による後押しが大きかったと思う。
台風で被災された方々にはお見舞い申し上げたい。
スポーツの力で少しでも元気になっていただけたら自分たちも嬉しい。
栃木県のためにも、自分たちのためにもしっかりプレーしていきたい。」
「三河とはミスマッチになる箇所も多いこともあり、厳しい試合になるということは事前にわかっていて、周りから見ても負けるだろうと思われていた試合だったと思う。
ライアン
そんな状況だからこそ、逆に気楽に臨むことができて、子どもの頃に戻ったような感じで、ただバスケットボールを楽しむというメンタルで試合に入れたので良かった。
短期間で試合を続けなければいけないという厳しいスケジュールなので今はとても疲れてはいる。
まだもう1試合あるので、できる限りの準備をして次の試合に臨みたいと思う。
(以前誰が出ても変わらないのが強みと言っていたが)まさかその話をしていたときは、#9 遠藤選手や#18 鵤選手が4番ポジションをするとは思っていなかったが、自分たちはオフコートでもチームメイト同士の距離がとても近く、良い関係を築けているので、こういう試合や厳しい状況の中でも乗り越えて行くことができていると思っている。
今日もお互い慣れていない動きなどもあったが、そんな時こそ、純粋にバスケットボールをやろうと逆にフォーカスしてうまくいくことができた。
それができるのもやはり普段の関係性があってこそだと思う。」
続きます