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昴21弦楽四重奏団コンサート

10/30日に聴きに行きました。
場所は栃木県総合文化センター・サブホール

総文は改修工事を行っていて、再オープンと新型コロナウイルスが重なった影響で約3年ぶりです。
市内では約10ヶ月ぶり、県内でも約8ヶ月ぶりの生音でした。

敬称略
  • Vn.:三又治彦、佐久間聡一
  • va.:生野正樹
  • Vc.:玉川克

結成18年目を迎えるカルテットです。
(生野さんは昨年、創設時メンバーの御法川雄矢さんから変わっています)

プログラム
  • ドヴォルジャーク:弦楽四重奏曲 第12番 ヘ長調 作品96 B.179 「アメリカ」より第1楽章
  • チャイコフスキー:弦楽四重奏曲 第1番 ニ長調 作品11より第2楽章「アンダンテ・カンタービレ」
  • ハイドン:弦楽四重奏曲 第77番 ハ長調 「皇帝」
  • ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第11番 ヘ短調 「セリオーノ」 Op.95 より第1楽章
  • ボロディン:弦楽四重奏曲 第2番 ニ長調より第3楽章「ノクターン」
  • モーツァルト:弦楽四重奏曲 第19番 ハ長調 K.465「不協和音」より第3楽章
  • シューベルト:弦楽四重奏曲 第14番 ニ短調 D810 「死と乙女」より第2楽章
  • ラヴェル:弦楽四重奏曲 ヘ長調より第4楽章

ホール内は記憶が定かではありませんが、改修によって椅子が変わった気がします。
気がするだけかも知れませんが… もう3年も前だし(笑)

約1年ぶりに生で聴く弦楽四重奏…
すごく癒やされました。

各メンバーも新型コロナウイルスの影響で演奏活動の自粛が続き、その代わりあまり普段は顔を合わせられない所が会える機会が多くなり、じゃあCDでも出そう!と言う事で、今回新発売されたCDをなぞったものでした。

CDは「アンダンテ・カンタービレ~珠玉作品集」という良く耳にする曲を集めたものです。
これはこれで良いのですが…

私としては、特定の楽章だけを抜き出した演奏を聴くのはあまり好きではありません。
曲全体の中で、その楽章があり、その意味があるので…

このような作品集は例えば仕事をしてる時のバックグラウンドミュージックなどで聴くのは良いですね。
演奏会などでは1曲を通してじっくりと聴きたい。

そういった意味では、この日に全楽章を演奏したハイドンが一番良かった気がします。

でも、どうせ全楽章を演奏するなら各パートが楽章毎に主題を受け持つドヴォルジャークが聴きたかったな~
と思ったら来月、那須野が原では全楽章を演奏するらしいです(笑)
もちろんチケットは購入済みです。

まぁ、こういう好みの差はあったもののこのような時期に素敵な演奏を聴かせてくれて感謝です。
有り難うございました。

ただし、運営面はちょっと…
やはり今の時期の自由席はどうかな~と思います。
クラシックの場合は、今回の規模の場合は100%入れてもOKという指針が出ているので、席の間隔を空けるという意味での指定席では無く、誰がどの席で聴いたという記録を残すのに必要かと思います。
後になって何かあった時に、周りで聴いていた人へ連絡を取るためです。

まぁ、指定席にするとチケット単価が上がったりして…
そうすると来場者が少なくなったりする可能性もあるし…

また入場時の検温も入場者名簿の作成もありませんでした。
私は総文のプレイガイドでチケットを購入したので、その際に連絡先を記入しましたが…チケットに色は付いていないですし…
少なくともチケットの半券裏側に連絡先を書いて回収するなどすれば少しは違ったかも。

色々書いてしまいましたが、コンサートそのものにはとても満足しました。
それ以外の部分はホールの責任で何とかして欲しかったかと…

早くこんなこと気にしないで音楽を楽しめるようになりたいですね!

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