バレエの妖精とプリンセス

何かバレエを鑑賞するなんて、今までは考えられませんでした(笑)
過去に鑑賞したバレエは「ペンギンカフェ」(新国立劇場)だけ…
あっ、映画館で英国ロイヤル・バレエ団の「不思議の国のアリス」も配信で観たっけ。

要するに、オペラとかバレエは苦手なんです。
ストーリーが分からないし、オペラは言語、バレエは用語が分からないし(ピルエットくらいしか…)
公演時間も長いですしね~

今回も違うリサイタルのチケットを購入に行った際に、ポスターが貼ってあり…
今までは「ふ~ん」と素通りでしたが、あるきっかけでバレエをやっている方と知り合いになり…
その方が2ヵ月くらい前に演じた演目が入っていたので、つい買ってしまいました(笑)

プログラム
  • ショパン:「レ・シルフィード」(全1幕)振付:M.フォーキン
    • ワルツ11番:オルガ・チェルパノヴァ
    • マズルカ24番:ボリス・ジュリーロフ
    • プレリュード7番:ニノ・サマダシヴィリ
    • マズルカ23番:カロリーナ・バストス
    • ワルツ7番:オルガ・チェルパノヴァ、ボリス・ジュリーロフ
    • ワルツ1番:三浦のぞみ、マリナ・マタ・ゴメス
  • チャイコフスキー:「眠りの森の美女」第1幕より ロース・アタージョ 振付:M.プティパ
    • カロリーナ・バストス、ソーレン・サカダレス、ラファエル・ヴェドラ、パーヴェル・サーヴィン、ルカ・アブデル=ヌール
  • ウェーバー:「薔薇の精」 振付:M.フォーキン
    • ボリス・ジュリーロフ、マリナ・マタ・ゴメス
  • チャイコフスキー:「白鳥の湖」第2幕より アダージョ 振付:M.プティパ、L.イワノフ
    • エルビナ・イブライモヴァ、ルカ・アブデル=ヌール
  • バイヤー:「人形の精」第2幕より パ・ド・トロワ 振付:N.レガート、S.レガート
    • 三浦のぞみ、ラファエル・ヴェドラ、ソーレン・サカダレス
  • アダン:「ジゼル」第2幕より パ・ド・ドゥ 振付:J.コラーリ、J.ペロー、M.プティパ
    • オルガ・チェルパノヴァ、ウラジスラフ・バセンコ
  • チャイコフスキー:「くるみ割り人形」第2幕より パ・ド・ドゥ 振付:A.ファジーチェフ、N.アナニアシヴィリ
    • ニノ・サマダシヴィリ、パーヴェル・サーヴィン

バレエ音楽そのものはオーケストラ演奏で聴く事はあるので、全く初めての曲は「人形の精」「ジゼル」の2曲でした。
「人形の精」はコミカルでちょっと笑が込み上げてくるような楽しい演目でした。すべてがこんな感じなら全幕を観て見たい。

知り合いが演じたのは「レ・シルフィード」
ショパンの曲に合わせて踊ると聞いて、ストーリーはあまり関係ないだろうし、どうなるのか観てみたかった。
曲は、まぁピアノと管弦楽で大きな違いはある上に…
振付の関係でしょうが途中で変な「ため」が入ったり、テンポが極端に遅かった曲もあったりちょっと笑えました。
踊りの内容は良く分からないけど、コール・ド・バレエで…
メインで演じている人以外は、同じポーズで微動だにしません。凄い!
何か変なところに感動したりして(笑)

全体を通しては、バレエはそもそも苦手だったので詳しくはありませんが…
結構楽しめました。
今後は知り合いに色々教えて貰いながら、苦手意識を無くしていこうかと思っています。

ただ、ずっと目を開いていなければならないんですよ(笑)
演奏会などでは目を瞑って音楽に集中する事もあったりします。
因みに今回は生演奏ではなく録音でした。

知り合いもそうだけど皆姿勢が良くて驚きました。
体も柔らかいし…私は体が硬いので見ているだけで足がつりそうになりました~

なお出演予定だった直塚美穂さんは体調不良のため降板になっていました。

以前に観た「ペンギンカフェ」がどんなものだったか古いPCをあさったら…
こんなものが出てきました。

ペンギン好きとしては見過ごせない「ペンギン・カフェ」見てきました。

プログラムは、こんな感じです。

管弦楽は、ポール・マーフィー指揮で東フィルです。


最初の「シンフォニー・イン・C」はビゼーの交響曲 第1番をバックに比較的オーソドックスなバレエでした。コール・ド・バレエです。


「E=mc2(本当は二乗です)」
エネルギー(E)、質量(m)、マンハッタン計画、光速の二乗(c2)の4つの部分で異なったイメージのバレエが繰り広げられました。
まぁ、バレエですけど見方によっては前衛的な踊りですね。
マンハッタン計画は日本舞踊みたいだったし…


「ペンギン・カフェ」ですが…


1.ペンギン
2.ユタのオオツノヒツジ
3.テキサスのカンガルーネズミ
4.豚鼻スカンクにつくノミ
5・ケープヤマシマウマ
6・熱帯雨林の家族
7・ブラジルのウーリーモンキー
8・終曲
という順番です。


ペンギン、可愛かったです(笑)
みんな「着ぐるみ」を着ての踊りなので大変だったと思います。
特にオオツノヒツジは被り物が大きいので、中に入っているマレイン・トレウバエフ氏は大変だったと思います。
東京は明日で終わりですけど、静岡と御殿場で1回ずつ公演があるそうです。
その2公演が終わったら、ペンギンの着ぐるみどうするんだろう?
くれないかな~(笑)

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