実際に聴きに行ったのは5/31日です。
6月に入り暫く体調が悪く…
治ったら書こうと思っていたのですが、回復までに結構時間がかかって…
忘れていました。
場所はいつもの代々木上原のムジカーザ
ピアノはベーゼンドルファー
こんな場所で聴きました。
敬称略
- ピアノ:諸田由里子
プログラム
- シューベルト:ピアノソナタ イ長調 op.120 D644
- バッハ(ブラームス編曲):シャコンヌ(左手のための)ニ長調 BEV1004
- ヤナーチェク:ピアノソナタ1905年10月1日
- ベートーヴェン:ピアノソナタ 26番 変ホ長調 op.81a 「告別」
今回のプログラムは由里子さんの歴史(笑)
シューベルトは、由里子さんが初めて弾いたシューベルトの作品で、シューベルト好きへの扉を開いてくれた曲だそうです。
バッハは「左手のための」が引っかかっていたそうです。
本人曰く高校時代から左手にはコンプレックスを持っていて弾いてみたいという気持ちより避ける気持ちの方が強かったそうです。
今回は左手の技術と表現力の向上を目指して取り組んだとか…
最初から最後までもちろん左手だけで弾き切りました。
コンプレックスを抱いていたなんて、想像が出来なかったですけどね~
ヤナーチェクはピアノソナタはヤナーチェク作品で初めて弾いた曲だそうです。
ヤナーチェク作品はこのピアノソナタを含めて数曲を4年前のリサイタルでも聴かせて頂いています。
そもそもあまり聴く機会が少ない曲なので貴重な機会です。
そんな私も村上春樹の「色彩を…」を読まなければ聴かなかったかも…
最後のベートーヴェンはウィーン留学から帰国し最初のリサイタルで演奏した曲だそうです。
アンコール
- バッハ:カンタータ BWV106 「神の時こそいと良き時」よりプレリュード