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石田泰尚スペシャル 第1夜《無伴奏》シャコンヌ

5/10日に聴きに行きました。

敬称略
  • ヴァイオリン:石田泰尚
  • チェロ(ゲスト):山本裕康
プログラム
  • ビーバー:パッサカリア
  • テレマン:12のファンタジアより第1番、第7番、第9番、第12番
  • ブロッホ:無伴奏ヴァイオリンのための組曲第1番
  • コダーイ:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲op.7
  • J.S.バッハ:シャコンヌ~「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番」より

過去に無伴奏のヴァイオリン・リサイタルって聴きに行った事はないと思います。
なので初めて聴く曲が多かったですね。
(知っていたのはシャコンヌくらいかと…)
もし曲を知っていたらもっと楽しめたかと思いますが…
事前に聴こうと思っていましたが、一度聴けば、その曲を知った事には当然ならないですし、曲数も多いので当日ぶっつけ本番で聴くことにしました。

でも、「無伴奏ならではの深淵なる世界へと石田泰尚が誘う、陶酔の夜!」という通り、集中力が切れずに凄い演奏でした。
発狂ではなく熱狂しました(笑)

前半は、ただただ圧倒されていました。
後半になりヴァイオリンとチェロのための二重奏曲はゲストに山本裕康さんを迎えてのデュオ…
過去にお二人のデュオやトリオなどを何回か聴いていますが、やはり息の合ったコンビでした。
でも、お二人のデュオは2年ぶりなんだそうです。

裕康さんは京都のオケに逃げたのに、いつのまにか追っかけてきて京都市響で一緒に演奏するなんて…
とのろけていました(笑)
今回のゲストも会場がミューザ川崎と聴いて半径10メートルが守備範囲なので断ろうと思ったそうです。
まぁ、冗談でしょうけど。

この後にプログラムにはありませんでしたが…
モーツァルト:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲 ト長調 K.423より 第3楽章を
知った曲が出てきて安心(笑)

最後はシャコンヌ…圧巻でした!
彼曰く「究極の作品」だそうです。

アンコール
  • テレマン:12のファンタジア 第8番より スピリトゥオーソ
  • ピアソラ:タンゴ・エチュード第3番
  • ハルヴォルセン:パッサカリア (裕康さんとのデュオ)

石田泰尚スペシャルは第1夜から第5夜まであって…
無伴奏 → デュオ → カルテット → アンサンブル → コンチェルト と段々規模が大きくなります。
今後も楽しみですね~
でもひょっとしたら今回の第1夜が一番熱いかも…

今回は出来心でセット券を購入して聴きに来ています。
多分、セット券を購入しなければ今回の無伴奏というリサイタルは来ていないだろうなと思います。
出来心のせいで何か良い体験が出来ました!

このまま移動制限などが無く最後まで聴ければ良いのですが…

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