11/17日に聴きに行きました。
- ソプラノ:森麻季
- ピアノ:山岸茂人
- ナビゲーター:浦久俊彦
- ジュリオ・カッチーニ:アマリッリ
- ルイージ・マンチャ:側にいることは
- アントニオ・ヴィヴァルディ:来て、いとしい人よ
- クリストフ・W・グルック:歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」より メロディ(ピアノソロ)
- アレサンドロ・ストラデッラ:もし良いことがあっても
- アレッサンドロ・ストラデッラ:協会のアリア
<アヴェ・マリアの名曲たち>
- バッハ/グノー
- シューベルト
- マスカーニ
- ヴィンチェンツォ・ベッリーニ:歌劇「清教徒」より あなたの優しい声が
- ヴィンチェンツォ・ベッリーニ:歌劇「ノルマ」より 清らかな女神よ
- フェリックス・メンデルスゾーン:ヴェネツィアの舟歌(ピアノソロ)
- ジャコモ・プッチーニ:歌劇「ジャンニ・スキッキ」より わたしのお父さん
- ジャコモ・プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」より ムゼッタのワルツ
- ジャコモ・プッチーニ:歌劇「マノン・レスコー」より 間奏曲(ピアノソロ)
- フランチェスコ・チレア:歌劇「アドリアナ・ルクヴルール」より 私は神の卑しい僕
- アルフレード・カタラーニ:歌劇「ラ・ワリー」より さようなら、ふるさとの家を
森麻季さんを聴くのは3年ぶり、ソロは6年振りでした。
ジックリ堪能して来ました。
この日は「音の美術館」ということで那須野が原ハーモニーホールのパイプオルガンの前にスクリーンを設置して絵画を投影しながらの演奏になります。
途中で数回、浦久氏による解説が入ったりもしました。
曲がイタリアのルネッサンス、バロック、イタリアオペラが中心なので絵画もそれに合わせてフィリッポ・リッピ、ボッティチェリ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロ、ミケランジェロ、アイエツなどの作品が数10点…
面白い企画だとは思いますが、曲を聴こうと思ったら絵画に集中できないし、絵画をじっくり鑑賞しようとしたら曲が入ってこなかったり…
まぁ、絵画はオマケみたいなものだと思うのですが。
森さんと言えばイタリアに留学していたのでイタリアとは縁が深く、今回のプログラムは彼女の原点らしいです…
旦那さんもイタリアの作曲家ですしね。
関係ないですが森さんのご長男の愛称と我が家の愛犬(ポメラニアン)の名前は同じです(笑)
犬と言えば森さんの犬が約1ヶ月くらい前に迷子になってしまい行方を捜していましたが、1週間前(11/11日)に無事に保護されたそうです。
良かったですね~
我が家の愛犬がもし迷子になったら、きっと一人(一匹?)では生きていけないだろうな~
前半終了時のトークではイギリス留学の際のエピソードなども披露されました。
留学先の入学試験を受けに行った際に道に迷い、やっと到着したらもう試験は終わっていて…
でも今ここで歌うのなら試験を受けさせてくれると言われたそうです。
ワンピースに着替えさせてと頼んでトイレで着替えながら「あ~」と発声練習して(笑)
何とか合格して今に至っているとか…
最初の方の曲は馴染みがない曲なので、流石の森さんも楽譜を見ながら歌いました。
アヴェ・マリア以降は暗譜です。
普段、足の方がフワッとしたドレスしか見たことが無かったのですが…
後半には足の先までピタッと体にフィットしたドレスで出てこられてドキッとしました(笑)
- 石川啄木作詞/越谷達之助作曲「初恋」
- 三木露風作詞/山田耕筰作曲「赤とんぼ」
この「赤とんぼ」は狡いですね。
以前もイ・ムジチ合奏団のアンコールで「赤とんぼ」を聴いてジワッとしましたが、この曲は普段は何でもないような曲ですが、このようにアンコールで出てくると何となくジワッとします。
森さんのソプラノはとても通る声ですが、アンコールを告げる普通の話し声では手でメガホンを作って曲を紹介するなどお茶目でした。
歌う様な感じで曲の紹介をすれば手メガホン(?)はいらないのに。