実際に聴きに行ったのは12/10日です。
場所は昨年のベートーヴェンと同じ洗足のプリモ芸術工房です。
満席でした。
実は先週の宇都宮第九の前に日フィル・フルーティストの薫さんと総文近くの餃子専門店で餃子を食べたのですが…
その時にどこかでお見かけしたような方がいらっしゃったのです。
でも確信が持てなかったのでお声はかけませんでした。
この日は開場して中に入ったらまずは裕康さんと石田泰尚さんなどのプロデュースしている寺田代表と少しお話をして、その後に気になっていた方にお声をかけてみました。
「先週、宇都宮で餃子を食べていませんでしたか?」って(笑)
やはり当たっていました。
その人とはプリモ芸術工房の大島オーナーです。
ご本人もチェリストなので宇都宮第九に乗られていたそうです。(あっ、これ書いて良いのかな)
今年はこんな席で聴きました。
確か昨年のベートーヴェン1日目もこの席だったかも…
(ちなみに昨年のベートーヴェンは2日連続での演奏でした)
- チェロ:山本裕康
- ピアノ:諸田由里子
- ブラームス:スケルツォ ~FAEソナタより
- ブラームス:チェロとピアノのためのソナタ 第1番 ホ短調 op.38
- ブラームス:チェロとピアノのためのソナタ 第2番 ヘ長調 op.99
いや~
裕康ワールド炸裂でした(笑)
演奏は勿論の事トークも楽しかったです。
裕康さんは良く原田禎夫さんの「原田語録」を引き合いに出しますが、きっと「裕康語録」も出来そう(笑)
裕康語録を紹介しても良いのですが、あの雰囲気の中で聞かないと伝わらないんだろうな~
決して広くない会場ですが、裕康さんのチェロの音が直接体に感じられ…
赤いドレスの由里子さんのピアノの響きに体が共鳴し…
昨年も感じましたが空間全てに音が充満するような感じで、この会場好きだな~
第2番はブラームスが1886年に書いた曲です。
裕康さんは楽譜を買って勉強を始めた時に、楽譜の表紙にその日付を記入しているそうですが…
この楽譜を購入したのは1800年と言いかけて場内を笑いの渦に巻き込んでいました。
これも裕康語録の一つですね(笑)
来年は誰を取り上げるんだろう…
今から楽しみです。
そう言えば、このリサイタルのチケットは直ぐに完売したようで、友人が購入しようとしたらもう無かったそうです。
寺田代表にお願いしたら、ピアノの横の席だったら譲ってあげるだって…
要するに「譜めくり」をやれって事ですね(笑)
その後、運よくキャンセルが出たりして普通の席で聴いていました。